上田監督のVOICE

ベルマーレのオフィシャルサイトに、上田監督のVOICE後編が掲載された。

上田 栄治監督 2006年 4月14日:いつでも目標を忘れず、進歩していくチームを目指して(2)
http://www.bellmare.co.jp/voice/staff/ueda060414.htm

こちらのブログは、白井さんに特化しているので、特にベルマーレの話題を取り上げるつもりは無かったのだけど、これは取り上げずにはいられない。
白井さんファンとしては、見過ごすことのできない発言があったからだ。
それはキャプテンについて語っている部分。

去年は、キャプテンがチーム内でどんな仕事をするのかということは、あまりはっきりしていませんでした。これはJリーグのどこのクラブもそうだと思いますが、キャプテンの役割というものが段々と薄らいできていて、ピッチでリードを取れればそれでいいようなところもありますし、他のところは選手会長がキャプテンをやるようなところもあるようです。ですが、キャプテンはゲームでリーダーシップを発揮して、なおかつゲームに出られない人たちの気持ちも分らなければいけません。また、我々ともコミュニケーションをとることができないと、選手とコーチの間のパイプが詰まっているような状況になってしまいます。去年1年間やってきて、やはりそれが重要なんだな、と再認識しましたね。

白井さんは去年ベルマーレのキャプテンでした。
だから、ここで上田監督が語っている内容は、去年の白井さんがキャプテンとしてどうだったか、ということになる。
つまり、こういうことだ。


白井はゲームでリーダーシップを発揮しなかった。
白井はゲームに出られない人の気持ちが分からなかった。
白井は監督・コーチとコミュニケーションをとれなかった。


上田監督は去年1年間やってきて、そう感じたということなんでしょう。
この上田監督の発言を読んで、私は、白井さんは仙台に来て良かったと、心の底から思います。
こういう監督の下でプレーしても、無駄に時間を費やすになってしまうでしょう。


ベルマーレの今年のスローガンは"Believe"ですが、上田監督は、本当に選手を信じることができるのでしょうか?


白井さんが去年1年間何を思っていたかは、去年のVOICEで語っています。

白井 博幸選手 2005年12月22日:魂のディフェンダーから送る、ベルマーレへのメッセージ
http://www.bellmare.co.jp/voice/player/shirai051222.htm

こちらも、是非とも読んでいただきたい。